ファスティングのよくある間違い

ファスティング(断食)は正しく行うことで健康効果やダイエット効果が期待できるのですが、実は間違ったやり方で行ってしまうと体調を崩してしまうなど体に思わぬダメージを与えてしまうことになります。

それにもかかわらずファスティングの間違いがそのまま正しい方法として紹介されていることもあり、注意が必要です。そこで今回は、ファスティング(断食)のよくある間違いを紹介していきます。

ファスティング(断食)の食事に関する間違い

ファスティング(断食)の食事に関する間違い
まずファスティングの間違いとしてよくみられるのが、ファスティング中は何も食べないというやり方です。ファスティングは断食という意味であることから、ファスティング中は固形物はもちろん栄養のあるものは何も食べてはいけないと考えてしまう人が少なくありません。

その結果として、ファスティング中は水などの水分だけを摂取して全く栄養を取らずに過ごすという人もいるようです。ただそのように過ごしてしまうと栄養失調の状態に陥ってしまうだけではなく、脂肪以外に筋肉も落ちてしまうことから基礎代謝が下がってしまうというデメリットもあります。

ファスティングは断食によるダイエット方法で、腸を休ませるという意味合いもあることから固形物の摂取は避けた方がいいと考えられています。食べ物を食べないようにするという考えそのものは正しいですが、ただ栄養を全く取らないようにするというのは間違いです。必要最低限の栄養は、摂取しなければいけません。

一般的には酵素ドリンクや野菜スープなどが利用されているほか、ファスティング専用のドリンクもあるのでそちらの利用がおすすめです。そうして飲み物で栄養を摂取することで筋肉や基礎代謝を落とすことなく脂肪を落とし、腸の状態を回復させながら痩せやすい体質を作ることが可能となります。

ただ酵素ドリンクも内容によってはファスティングに適さないものもあると言われていて、酵素ドリンクなら何でもいいという考えも間違いです。特に甘味料や香料などの添加物が加えられている酵素ドリンクや飲み物はファスティング中に摂取すると胃腸に負担がかかりやすく、体調不良の原因になる可能性が高いため避けた方がいいとされています。

このためファスティング中の栄養摂取は専用のドリンクの購入が良いと考えられているので、事前に購入して準備をします。ちなみにファスティング期間が終了した後にたくさんご飯などの固形物を食べる人もいますが、これも間違いとして注意が必要です。ファスティング中に休めた胃腸を急激に動かしてしまうと体調不良になるだけではなく、消化不良を起こして下痢や腹痛を起こしやすくなります。

そのためファスティング期間が終了した後は回復食と呼ばれる消化しやすいものから食べるようにして、徐々に食べる量を増やしたり固形物を増やすなど胃腸を慣らしていく必要があるのです。

ファスティング(断食)を実践する期間に関する間違いも多い

ファスティングを開始する期間や実践する期間など、ファスティングを行う期間に関する間違いも良くあります。特に注意しておかなければいけないのが、ファスティングを始めるタイミングです。初心者の中にはファスティングを何の準備もなくいきなり始めるというケースもありますが、そもそもファスティングは食事を抜いている期間のみを指しているわけではありません。

ファスティングはいきなり断食から始めると、体が急激な変化に対応することができなくなります。結果としてめまいやだるさ、吹き出物や下痢などのいわゆる好転反応と呼ばれる症状が強くみられるようになるのです。好転反応の内容によっては日常生活を送ることもままならなくなると言われているほか、ファスティングの効果を思ったように得られないなどファスティングの意味がなくなってしまいます。

そのためファスティングを実践する際には、まず食生活の変化に体を慣らすため準備期間を設けることが正しいです。準備期間中は準備食と呼ばれるものを食べて断食できる体を作るのですが、その期間は少なくても断食を行う期間と同じ程度必要だと考えられています。

そして期間に関してよくある間違いとして、ファスティングをする期間が短すぎるまたは長すぎるというものも挙げられています。ファスティングの断食をする期間は、目的によってある程度の日数の目安が決まっています。

例えばダイエットであれば最低でも2日から3日は実践する必要がありますし、脳力をアップさせる場合は3日から4日、体質改善が目的の場合はさらに日数を必要とするのです。ただ中にはプチ断食として1日だけファスティングをするという人もいるようですが、1日ではファスティングの効果を期待することはできません。

実践する人の体質によっては1日では全くファスティングの効果が得られない場合もあるため、目的に応じた日数で実践することが大切です。それならば長期間ファスティングを実践すればもっと高い効果が得られるのではないかという考えもありますが、残念ながら間違いです。

断食は期間が長くなればなるほど胃腸や体にかかる負担が大きくなってしまいますし、ファスティングの効果も日数に比例して高くなるというわけではありません。特に初めてファスティングを実践した人にとっては長期間のファスティングは悪影響になりかねないので、必ず目的に応じた日数で実践するようにします。

断食に最適な期間を解説!準備期間と絶食期間の目安はこちら

他にもみられるファスティングのよくある間違い

ほかにもファスティングでよくある間違いとして挙げられているのが、ファスティング中に体に刺激を与えてしまうというものです。ファスティングをダイエット目的で行っている人の中には、ファスティングをしながら運動をするという人も少なくありません。

そうすることでよりダイエット効果が得られると期待しているほか、脂肪を燃焼して筋肉に変えようという人も多いとされています。ここで注意しておかなければいけないのが、ファスティング中の体は非常にデリケートな状態になっているという点です。

ファスティング中に過度な運動をしてしまうと体に大きな負担をかけてしまうことになり、好転反応が強く出てしまうリスクがあります。また過度な運動でエネルギーやカロリーを消費してしまうと、筋肉を回復させるためのエネルギーが足りなくなって逆に筋肉が落ちてしまうという問題も考えられます。

そうすると基礎代謝が落ちてしまうため、ファスティングの効果が得られなくなってしまいます。ただ筋肉が落ちるためファスティングと運動でやせたと勘違いする人も多く、成功したと思ってしまう人もいるようです。このようなケースでは痩せたとしてもリバウンドしてしまう可能性も高いので、基本的にファスティング中は過度な運動は控えて適度に体を動かすようにします。

ちなみに運動以外にも喫煙や飲酒もファスティング中の体には、大きな負担となる刺激です。飲酒は避ける人も少なくありませんが、喫煙はストレス発散を目的に行っている人もいます。どちらもファスティング中は避けた方がいい刺激として挙げられているため、控えることがおすすめです。

ほかにはファスティングは万人ができるダイエット方法と思われがちですが、持病を持っている人の場合は服薬に影響が出る可能性があるので注意が必要だと言われています。

ファスティング(断食)は正しく行うことが重要

手軽にできるダイエットとして実践されているファスティングですが、このように意外と間違った方法で行われていることが多いとされています。

間違いをそのまま放置してしまうとファスティングに失敗してしまうだけではなく、体にも悪影響を与えかねません。そのためファスティングを行う際には、正しい知識とやり方を理解しておくことが大切なのです。

失敗しないファスティング方法!ファスティングのやり方を徹底解説

DanzikiLife編集部

断食(ファスティング)に関するコンテンツを配信するメディア「DanzikiLife」の編集部です!健康的なカラダを手に入れるために役立つ情報を発信していきます。

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