ファスティングは、近年ダイエット方法の一種として行われるようになりました。しかし、「ファスティング」と「ダイエット」では目的が全く異なります。今回は、ファスティングとダイエットの違いについて解説していきます。
目次
ファスティングの意味
ファスティングは、日本語で「断食」という意味です。文字通り「食事を断つ」ことを意味しています。近年では「ファスティング道場」「味噌汁ファスティング」といった言葉も増え、ファスティングという言葉をよく耳にするようになりました。
健康や美容に効果的だとメディアに取り上げられたり、SNSで話題になったりとブームを起こしていますが、ファスティング自体は、昔から治療法の1つとして用いられてきました。
ファスティングには、ダイエット効果が期待できるため、「ファスティング」と「ダイエット」を混同していることが多く見られます。この2つは目的が異なりますので、違いをしっかりと把握しておきましょう。
ファスティングとダイエットの違い
ファスティングは、食事をストップすることで消化器官を休ませデトックスを促すことが目的です。ファスティングは様々な効果があり、ダイエット効果も含まれています。そのため結果的に痩せるということになります。これに対してダイエットは、痩せることが目的になります。
つまり、「ファスティング」と「ダイエット」は目的が違います。ダイエット効果もあるため、全くの間違いというわけではありませんが、実際は全く別の目的を持っているということは覚えておきましょう。
ファスティングダイエットのメリットやデメリットについて
ファスティングダイエットのメリットとデメリットをお伝えします。それらを把握したうえで、実践していくかどうかの参考にしてください。
ファスティングダイエットのメリット
ファスティングダイエットは、体重を落とすだけでなく、体の中に蓄積された老廃物を排出するデトックス効果もあります。また食事を控えることで胃が小さくなり、食事の量を自然と減らすことができます。特にファスティングに注目が集まっているのが脂肪燃焼効果です。
ファスティングすることで、一時的に体内のエネルギーが減少します。すると体は必要なエネルギーを作り出すために、体の脂肪をエネルギーに変換して補おうとします。この働きによって健康的に痩せることができると言われています。ファスティングは、特別な器具や場所が必要なく、自宅で手軽に取り組むことができることもメリットの1つです。
ファスティングダイエットのデメリット
ファスティングダイエットのデメリットは、お腹が空くということです。ファスティング中の固形物はすべてNGです。空腹を我慢するのはとても辛いことです。またファスティング中に「好転反応」が出て、体調が悪くなることもあります。一般的な症状としては、頭痛や眠気、かゆみなどです、体がデトックスを行う際に見られる反応であり、しばらくすると落ち着きます。
もし症状が回復せずに辛い場合には、すぐにファスティングを中止してください。またファスティングは、16歳未満の成長期の子供や60代の高齢者には適しません。栄養不足を起こす危険性があるので実行しないようにしましょう。
ファスティングダイエットは正しいやり方で行おう!
「ファスティング」と「ダイエット」は目的が違います。痩せるだけでなく、デトックスや体質改善を行いたいのであれば、ファスティングダイエットはアナタに合っているでしょう。コストもかからず、簡単に始めることができる健康法の1つです。ファスティングを行うときは、自己流ではなく、正しいやり方で行うようにしましょう。
【関連記事】正しい断食のやり方|2日・3日でできる断食のやり方や効果を徹底解説
断食ライフでは、酵素ドリンクを飲みながらファスティングすることを推奨しています。酵素ドリンクを飲むことで、低限のカロリーやミネラル、ビタミン等の栄養補給を行うことができ、より安全・安心に断食を行うことができます。
断食ライフ編集部が選んだオススメの酵素ドリンクを3つご紹介させていただきます。