ファスティング中の「好転反応」とはどんな症状?必ず起きるの?

ファスティング中の「好転反応」とはどんな症状?必ず起きるの?
ファスティング中には、頭痛やだるさ、眠気、下痢といった症状が起きることがあります。この症状は、「好転反応」といわれています。


今回は、ファスティング中に起きる好転反応について詳しく解説していきます。

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ファスティング中の好転反応とは?

ファスティング中の好転反応とは?
好転反応は、老廃物や毒素を排出する過程で一時的なカラダの不調のことです。東洋医学では、瞑眩(めんげん)反応とも言われています。

漢方薬の知識体系では瞑眩と呼ばれ、21世紀初頭の漢方薬の教科書では、予期せぬ症状の悪化が起こりその後、よく改善されていく場合の最初の悪化の過程であり、経験上3-4日以内持続し、1週間のこともあるとされる[1]。
Wikipedia

ファスティング中の老廃物や毒素を排出する過程で、「頭痛・だるさ・眠気・下痢」といった症状が起きることがあります。この症状がファスティング中の「好転反応」といわれています。

ファスティングでの頭痛は好転反応?頭痛薬は効く?ファスティングの頭痛対策とは

ファスティング中の好転反応の種類

ファスティング中の好転反応の種類
ファスティング中の好転反応は、倦怠感や下痢、寒気などの風邪に似た症状が出ることがあります。好転反応の症状は幅広く、症状の強さも個人差があります。好転反応を分類すると次のようになります。

感覚系 吐き気、だるい、めまい、倦怠感、集中力の低下、意欲の低下、頭重感、寒気
痛み系 頭痛、腰痛、胃痛、腹痛、関節痛、持病の悪化、胃腸の痛み
粘膜 喉の腫れ、鼻水、舌が白くなる、口が渇く、口の中がべたつく
皮膚 湿疹、肌荒れ、吹き出物、アトピー、乾燥、発汗
便 下痢、便秘
その他 体臭、口臭、尿や便が臭う、目やに

好転反応の中でも「寒気、肌荒れ、腰痛、胃痛、湿疹」は起きやすい症状と言われております。ファスティングで毒素が体外に出れば治りますので、慌てないようにしましょう。むしろ、好転反応はファスティングに体が反応している良いサインと理解し、どんどんデトックスしましょう。

ファスティング中の好転反応は必ず起きる訳ではない

ファスティング中の好転反応は必ず起きる訳ではない
ファスティング中の好転反応は、必ず起きる症状ではありません。


ファスティング中に好転反応が出ないと「ファスティングは失敗した…」と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。これまでの食生活やファスティングの内容によって症状が変わると言われています。症状には個人差がありますので「好転反応が出ていないからカラダの不調が出るまでやろう」とは、考えないでください。

ファスティング初心者はプチ断食か専門家と相談しながら進めましょう

ファスティング初心者はプチ断食か専門家と相談しながら進めましょう
カラダに不調が出始めたら「今はファスティングの好転反応中だから我慢しないと…」と我慢をされる方もいるのですが、無理をしてファスティングを行うのはやめましょう。


ファスティング初心者の方は、今カラダに起きている不調が「好転反応」か「体調不良」なのか判断できません。そのため専門家と相談しながら行うことをオススメしています。専門家に体調面を相談しながら進めて行くことで安全・安心のファスティングを行うことができます。

無理をしない範囲で断食を行いましょう。

専門家の方が近くにいない場合は、1日だけの「プチ断食」や「酵素ドリンク」を飲みながら行うファスティングにしておきましょう。ファスティングは、無理をしすぎない範囲で行なってください。

断食ライフでは、断食中の栄養不足を防ぐために酵素ドリンクを飲むことを推奨しています。酵素ドリンクを飲むことで、最低限のカロリーやミネラル、ビタミン等の栄養補給を行うことができ、より安全・安心に断食を行うことができます。栄養価が高く、腹持ちの良い酵素ドリンクを3つご紹介します。ぜひ参考にしてください。