断食(ファスティング)は、ダイエットにも効果的言われています。実践したことがある人もいるでしょう。食物を全くとらないタイプもありますが、水分を取りながら特定の食物をとらないタイプが一般的です。
この断食の最長記録を知っていますか?実はとんでもない日数の断食をした人物が存在します。また、そもそも人間は何日間の断食が可能なんでしょうか?今回はこの2点についてご紹介していきたいと思います。
断食のギネス記録はなんと約1年!125キロの減量に成功
盛大なネタバレをしてしまいましたが、びっくりして思わず「えっ」と口に出してしまいますよね!なんと約1年、むしろ1年より多い「382日間」が断食のギネス記録なんです!
382日間の断食を達成したアンガス・バルビエーリ
記録を達成したのは「アンガス・バルビエーリ」という人物。記録を達成した1965年~1966年当時はまだ青年でした。彼は断食前、なんと207キロも体重があったんです。
ギネス記録も十分に驚くべきものですが、元々の体重にもびっくりです。バルビエーリが断食を決行したきっかけは、「減量したい」という気持ちからでした。
アンガス・バルビエーリが行なった断食の方法
病院による管理のもと、水分やビタミン剤を摂取しながらの断食が始まりました。今もそうですが、当時から断食は短期間行うことが良いとされていました。長期にわたると健康上に支障が出てくるためです。
そのため、バルビエーリの断食計画も当初は40日以上はやらないと設定されていたんですね。しかし、計画を過ぎた後もバルビエーリは断食を続けたのです。なんと排泄間隔が37~48日間になっていたとのこと…。
1か月以上もトイレに行かないと考えると、本当なのかと疑いたくなってしまいます…。
断食生活を40日間も達成したら、もうやりたくないと思うはずなのですが、バルビエーリは「目標体重の80キロ台を達成したい」という気持ちひとつで断食を続行したのです。最終的には、125キロの減量に成功しています。
結果的に断食の期間は40日間をはるかに超えて382日間になりました。倍どころじゃないですね。素晴らしいというより、「大丈夫なのかな?」と不安になってしまいます。ただ、ひとつ言っておくとバルビエーリは特例です!
健康上よくない効果をもたらす可能性があるチャレンジゆえ、ギネス記録ではあるものの、ギネスブックには掲載されていないんですね。
人間は何日間断食できるの?
バルビエーリの結果を知って「そもそも人間は何日間断食できるのだろうか?」と気になった方もいると思います。人間が可能な断食の期間をご紹介します。
食物、水分など何も口にしない断食は、基本的に4〜5日間が限界と言われています。水分を取らない断食は、とても危険ですのでやらないようにしてください。
また、水などの水分がある場合は3週間ほどと言われています。もちろん個人差や特例もあります。
ギネス記録を果たしたバルビエーリは、医療的なバックがつき、最低限の水分やビタミン剤は摂取していたということを覚えておいてください。とは言っても特殊な例なので、すごいことに変わりはないのです。
水分無しの断食は非常に危険だということを忘れないでください。そのため、断食をする際には水分をとりながら3日~1週間を目安に行うのが良いでしょう。体調の異変を感じたらすぐにやめてくださいね。
断食のギネス記録のまとめ
断食(ファスティング)のギネス記録の「382日間」は、すごい記録です。断食に関するギネス記録は健康上に問題があることから、今は申請できない決まりになっているようです。
断食をする際には、やり方や期間などを守って実行するようにしましょう。断食中は、栄養不足を防ぐために酵素ドリンクを飲むことを推奨しています。
酵素ドリンクを飲むことで、最低限のカロリーやミネラル、ビタミン等の栄養補給を行うことができ、より安全・安心に断食を行うことができます。編集部が選んだオススメの酵素ドリンクを3つご紹介します。今回選んだ酵素ドリンクは、栄養価が高く、腹持ちの良い酵素ドリンクです。